この度、AIG損害保険株式会社（以下、AIG損保）の代表取締役社長 兼CEOに就任いたしましたジェームス・ナッシュです。
　現在、まん延している新型感染症に罹患されました納税協会の役員、事務局、会員・従業員の皆さま、影響を受けられた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。

　さて、今年度、納税協会の福祉制度創設５０周年を迎えられましたとのこと、誠におめでとうございます。その歴史にあらためて敬意を表するとともに役員、事務局、会員の皆さまに日頃のご支援、ご協力に心より感謝申し上げます。

　AIG損保は納税協会の福祉制度受託会社として1971年からその普及推進をお手伝いさせていただいています。今から50年前、大同生命さまとAIG損保（当時のAIU）が納税協会の皆さまと共に開発した「経営者大型総合保障制度」は生損保がタイアップした画期的な保険商品として、新聞紙上を賑わしました。当時から日本経済の成長を支えていた納税協会会員、中小企業経営者の皆さまから絶大なご支持をいただき、日本における経営者保険の先駆け、パイオニアとして、現在でも多くの会員の皆さまにご愛顧いただいています。

　そしてそれ以降、福祉制度は進化を続け、1984年には当社より経営を取り巻く様々なリスクから会員企業を守る損害保険のラインナップ「ビジネスガード」を発売させていただきました。 　この時代は世界経済が回復し、技術革新、情報化の波により、日本の景気も好調な時期でした。
　納税協会の会員の皆さまも事業の拡大や新規分野への展開等、ビジネスチャンスも一気に広がった時期ともいえます。しかしそれは一方で新たな企業リスクが拡大する時代でもありました。
　ビジネスガードは多くの会員の皆さまにご支持いただき、お陰様で現在では福祉制度の大きな柱のひとつとして１．６万社を超える会員企業の皆さまにご加入いただいております。

　この50年の間、弊社は日本法人化、経営統合等を経て、2022年には統合5年目を迎えることとなり、事業の再拡大に向けた施策に取り組んでおります。
　これまで、日本におけるAIG損保の成長の歴史において、その礎となってきましたのは、「会員を守りたい」「日本の中小企業の皆さまをリスクから守りたい」という、変わらない強い意志にほかなりません。

　私たちAIG損保は損害保険に携わる者として「社会の安定と経済の発展を支える」という使命を背負っており、特に納税協会会員の皆さまには福祉制度を通じ、「企業防衛を支える」という重要な務めを担っています。これまでの50年間を振り返り、福祉制度へのご愛顧に対し感謝の念で一杯であると同時に、これからの責任の重さも痛感している次第です。

　納税協会の福祉制度は今後とも時代と共に進化し続けてまいります。

　AIG損保は、福祉制度を受託している唯一の損害保険会社として、これまでも、そしてこれからも、常識にとらわれない革新的なアイディアで福祉制度の発展と成長に貢献してまいる所存です。
　福祉制度50周年に際し、これまで納税協会の福祉制度を支えて来ていただいたすべての皆さまに感謝をお伝えすると共に、新体制の下、これまで以上に、貴会役員、事務局、会員の皆さまと弊社との関係性の更なる構築と、納税協会の発展に貢献してまいりたいと存じます。

　AIG損保は、次の50年、福祉制度100周年に向けて納税協会の皆さま、大同生命の皆さま、アフラックの皆さまと共に新たな１歩を踏み出したいと思います。
　Let's start working together!

　新型コロナウイルス感染症によって影響を受けられた皆様に心よりお見舞い申しあげます。また、全国の医療従事者の方々のご尽力に敬意を表しますとともに深く感謝申しあげます。
この度は、納税協会経営者大型保障制度創設50周年誠におめでとうございます。また、先日は、記念すべき式典にお招きいただき誠にありがとうございます。式典で皆様のお話をお伺いし、また記念映像を拝見してまいりました。このたび50周年を迎えられましたのは、「会員を守る」という発足時からの変わらぬ理念が、大切にされてきたからこそと感銘を受けました。まさしく、納税協会様ならびに会員の皆様のたゆまぬ努力の賜物と存じます。あらためまして深く敬意を表します。

　50年の歴史の中で、弊社の「がん保険制度」は採用いただいてから、まだ３年でございますが、納税協会様の創設の理念と、創設の時期は、私どもと相通じるものがあるように感じています。それは、次のようなエピソードがあるからです。51年前、1970年のことです。米国の弊社の創業者は、「大阪」万博で初めて日本を訪れ、風邪予防のために「マスク」をしている多くの日本人を見て驚きました。
そして、この日本の生活者の衛生意識の高さに着想を得て、日本進出を決意し、1974年に日本社を創業いたしました。

　まだ、がんは不治の病と恐れられた時代でしたが、「がんに苦しむ人々を経済的苦難から救いたい」という創業者の強い想いのもと、がんに特化した保障を提供するという新たな価値を創造したことが、アフラックのがん保険の原点なのです。

　言うまでもありませんが、新型コロナ禍において、人々の健康意識や将来の生活への不安は一層高まっています。このような環境だからこそ、アフラックとしては、受託会社の一員として「がん保険制度」の大切さを会員の皆様にお伝えすることで、福祉制度のさらなる発展に、微力ながら貢献し、その責務をしっかりと果たしてまいります。

　最後になりますが、納税協会様のますますのご発展と、会員様の一層のご繁栄を心より祈念いたしまして、お祝いのご挨拶とさせていただきます。